難聴にはどんな種類があるのでしょうか？

難聴は軽度難聴、中等度難聴、高度難聴、重度難聴に分けられます。
軽度難聴は時々、会話に聞きもらしがあり、｢エッ｣と聞き返すことがあります。
この段階は御本人が聞こえづらくなっていることに気づいている場合と気づいていない場合があります。
中等度難聴は、この段階になれば、御本人は難聴であることを自覚なさっています。自覚するだけ難聴が進んでいるということで、道を歩いていても、急に車や自転車が横切ったり、後ろからやって来るように感じることも増えてきます。
高度難聴は電話やテレビなどを聞き取ることが困難になってきます。会話も対面でゆっくり話してもらうなど、周囲の方々に配慮してもらう必要があります。
重度難聴は大きな音だと感じる音がようやく聞こえる段階です。そのため、音が聞こえるように補聴器を使い、周囲に補聴器を使っていることを理解してもらいましょう。